あんなもの、こんなもの

観た映画をばらばら書いていきます

ボス

5/11 『ボス その男シヴァージ』 これもボリウッド作品。

元々農村出身のシヴァージが米国留学により教養を身につけ、インドの中である程度の地位とお金を手にする。 ある時シヴァージは貧困で学校に通えない子どものために無料の大学を建設しようと思いつくがこれに猛反対する人物が現れる。それが悪徳起業家アーディーセーシャンで、この二つの派閥が対立することで映画がスタート もう初めの20分位で内容は分かってしまうので後は映画を楽しんで笑いっぱなし。

ラジニーカント(インドで有名な俳優)のアクションが凄かった

カメラワークが見たことないものでやっぱり結構独特で面白くて、笑ってしまった👌

チェンナイエクスプレス

5/11 『チェンナイエクスプレス』

 

ボリウッド作品。

ボリウッド:インド・ムンバイのインド映画産業全般につけられた俗称。ムンバイの旧称「ボンベイ」の頭文字「ボ」と、アメリカ映画産業の中心地「ハリウッド」を合わせてつけられた。

 

ジャケットのダサさ加減がすごいf:id:sorapii0830:20170512070639j:image

 

映画の内容もツッコミ場所は数え切れないほどあって人と観るにはとっても楽しい!

例えば、あらゆるシーンで顔だけに風が吹く所とか独特にダサかっこいい。

 

壊された5つのカメラ

4/25 『壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び』f:id:sorapii0830:20170512072535j:image

 

パレスチナの民主抵抗運動の中心地となったビリンという地で農業を行っていたイマードブルナートが村の記録者、ジャーナリストとなるきっかけになったのは4男の誕生によって購入したホーム用ビデオカメラ。イマードは自分がとった記録がナショナリズムを高め、村人の士気を高めるきっかけとなる事に気づき、より撮影に力を入れていく。

イスラエル軍との攻防の過程、カメラは5つ壊された。中には弾丸をあび、カメラが彼を守ったというような瞬間もあり、生々しい空気感を見ている人に与える。

 

現在、あまりにも強い衝撃をもったシリアやイラクでの混迷によりパレスチナ問題はかつてほど注目を集めなくなっているという。

しかしパレスチナ問題、シオニズム問題は紛争を考えるという過程では全てのものに関連するものをもち今だからこそ、学び治す必要をもつのだと思う。

 

こんなに生の声を伝える、当事者に近い目線にたつ(視覚的にも、空気感も)映画は今まで観たことがなかった。

エール!

4/25『エール!』f:id:sorapii0830:20170512072429j:image

フランスの田舎に住みながら農業を行っているべリエ家は長女のポーラ以外全員耳が聴こえない。彼女は家族のため会話を通訳するなどがんばる日々。

そんなある日彼女の歌声を聴いた音楽教師が才能を見出して音大への進学を勧める。戸惑いと期待に胸膨らますポーラだったが彼女の歌を聴けない家族は才能を信じられず、音楽への道には猛反対、確執が生まれてしまう…

 

何って、ポーラの歌声が透明感抜群でまず圧倒される。家族には私がいなくてはいけないという思いと、家族の存在は自分を縛るものだという思い。

自分の未来は自分で決めるといったような怒りに近い思いは誰にとっても共感できるもの。だからこの映画は手話に興味が無い人も面白いと思う。